使い方

配信同時視聴者数シミュレーション

ページを開いた時点から配信は勝手に流れています。右上の名前で、流入と離脱・面白さ・再生・グラフの各パネルが開閉します。どの値も直接打ち込めますし、欄の左右の印で刻みぶん増減もできます。パネルはドラッグでどこへでも動かせて、互いにも画面の端にも吸着します。パネルのタイトルをダブルクリックすると、1 枚だけを右上に固定する並べ方に変わります。

同時に見ている人の数は、2 つの流れの差で決まります。入ってくるほうはポアソン過程で、1 分あたり平均で何人という速さがあり、その時どきの実際の人数はそのまわりに散らばります。抜けるほうは 1 人あたりに掛かる率なので、人が多いほど抜ける人数も増えます。だから人数は際限なく増えません。入る数と抜ける数が打ち消し合うところ、おおよそ流入を離脱の率で割った人数で釣り合います。

抜ける率は、自然離脱に、退屈離脱の 1 − 面白さ 倍を足したものです。面白さが 1 なら自然離脱だけが残り、0 なら両方がそのまま効きます。つまり面白さは人を呼びません。すでに来ている人を引き止めるだけです。流入があえて面白さを見ないのは、見るに値するかどうかは開いてみるまで分からないからです。

面白さそのものは、周期の違う 3 本の正弦波を重ね、そこへゆっくりしたゆらぎを足したものです。山が来ても、人数はそれに合わせて跳ねません。先に起きるのは抜ける人が減ることで、その差がしばらく積み上がってから、ようやく人数が目に見えて増えます。この遅れが、グラフの 2 本の線のずれとしてそのまま見えます。

アルゴリズムの増幅は、いまの人数を常用対数にして流入へ返します。人が付いている配信ほど多くの人へ押し出される、という働きです。倍率ではなく対数なので雪だるま式にはならず、人数が 10 倍になっても後押しは 1 段ぶんしか増えません。0 にすると、流入は人数にまったく依らなくなります。

画面の粒は 1 つが 1 人です。緑が入ってきたところ、青が見ているところ、赤が抜けていくところです。上の帯が配信そのもので、明るさがいまの面白さにあたります。人数が数千を超えると粒は間引いて描きますが、隅に出ている数は模型が数えている人数そのもので、粒の数ではありません。