解説
等差数列は、となり合う項の差がいつも同じ数列です。その差を公差といいます。初項と公差と項番号から、第 n 項と、そこまでの和を求めます。
an=a+(n−1)d Sn=2n(a+an) - a — 初項(1 番目の項)
- d — 公差。次の項へ進むごとに足される数です
- n — 何番目の項かを表す番号。1 以上の整数です
- an — 第 n 項
- Sn — 初項から第 n 項までの和
公差を足す回数は n 回ではなく n−1 回です。初項にはすでに立っているので、第 n 項までに進むのは n−1 歩ぶんだけだからです。ここを取りちがえる間違いがよくあります。
例
初項 a=3、公差 d=4、n=10 とします。数列は 3、7、11、15、… と続きます。
a10=3+(10−1)×4=3+36=39 S10=210×(3+39)=2420=210 第 10 項は 39、初項から第 10 項までの和は 210 です。
注意
- n は 1 以上の整数です。小数や 0 以下の値はエラーになります
- 公差は負でもかまいません。d が負なら項はだんだん小さくなります
- 和の公式は「(初項 + 末項)× 項数 ÷ 2」と読めます。両端を足して平均を取り、項数を掛ける形です
- 数列を前からと後ろからの 2 通りに並べて縦に足すと、どの位置でも和が「初項 + 末項」になります。これが和の公式のからくりです