静電容量を ε₀ × 比誘電率 × 面積 ÷ 極板間の距離 で求めます。極板を広くするか、距離を縮めるほど大きくなります。
コンデンサは、向かい合った 2 枚の金属板に電荷をためる部品です。どれだけためられるかを表すのが静電容量です。
面積が広いほど、距離が近いほど大きくなります。 電荷が向かい合って引き合うので、近いほど多くためられるからです。
10 cm × 10 cm(100 cm²)の板を 1 mm 離し、間は空気(比誘電率はほぼ 1)とします。
手のひらほどの板を使っても、たった 88 pF です。ピコは 1 兆分の 1。実用的なコンデンサが 1 μF(この 1 万倍以上)もあるのは、薄い誘電体フィルムを何メートルも巻き込んで、距離を極限まで縮めつつ面積を稼いでいるからです。
極板の間に絶縁体(誘電体)を挟むと、容量は比誘電率の倍だけ増えます。
距離を縮めれば容量は増えますが、電圧をかけたときに絶縁が破れやすくなります。コンデンサに「耐圧」の表示があるのはこのためです。容量と耐圧は、つねに引き換えの関係にあります。