コンデンサにたまる電荷を Q = CV、たくわえられるエネルギーを E = ½CV² で求めます。エネルギーは電圧の 2 乗に比例します。
コンデンサに電圧をかけると電荷がたまり、それがエネルギーとしてたくわえられます。
は電荷(C、クーロン)、 は静電容量(F)、 は電圧、 はエネルギー(J)です。
100 μF のコンデンサに 12 V をかけます。
電荷は 1.2 mC、エネルギーは 7.2 mJ です。
ではないのか、と思うところです。
充電のあいだ、コンデンサの電圧は 0 から まで少しずつ上がります。最初の電荷はほとんど電圧 0 のところに入るので、ためるのに力が要りません。最後の電荷だけが、満タンの電圧 に逆らって押し込まれます。
平均すると の電圧で押し込んだことになるので、 になります。
エネルギーは電圧の 2 乗 に比例します。電圧を 2 倍にすれば、たくわえられるエネルギーは 4 倍です。
この性質を使うのが、カメラのフラッシュや AED(自動体外式除細動器)です。低い電流でゆっくり充電し、高い電圧までためたエネルギーを、一瞬で放出します。AED は 100〜200 J ものエネルギーを、数ミリ秒で放出しています。
大容量のコンデンサは、電源を切ったあとも電荷を保持します。 電源を抜いたからといって安全とは限りません。修理の前に放電させる必要があるのは、このためです。