解説
円順列は、n 個のものを 円形に 並べる場合の数です。
1 列に並べる順列は n! 通りですが、円形では回転して重なる並びを同じものとみなすので、n で割って (n−1)! になります。
例
5 人が円卓に座ります。
(5−1)!=4!=4×3×2×1=24 24 通りです。1 列なら 5!=120 通りですが、円卓では全員が 1 つずつ横にずれても同じ並びなので、5 通りずつが重なります。120÷5=24 です。
考え方のコツ
誰か 1 人の位置を固定してしまう のが確実です。1 人を基準の席に座らせてしまえば、残りの n−1 人を 1 列に並べる問題になり、そのまま (n−1)! 通りと分かります。
注意
- 裏返して同じになる場合も同一視するなら、さらに 2 で割ります。ネックレスに n 個の玉を通す並べ方(じゅず順列)は 2(n−1)! 通りです(n≥3)。円卓の席順は裏返せないので、この割り算はしません
- 席に番号がついていて「A の席」「B の席」と区別されるなら、それは円順列ではなく、ふつうの順列 n! です