変動係数の求め方

変動係数を 標準偏差 ÷ 平均 で求めます。単位に左右されないので、平均の大きさが違うデータどうしの散らばりを比べられます。

変動係数は、標準偏差を平均で割った値です。散らばりを「平均の何倍か」で表します。

CV=σxˉCV = \dfrac{\sigma}{\bar{x}}

100 をかけて百分率で表すこともよくあります。

なぜ必要か

標準偏差だけでは、散らばりの大小を正しく比べられないことがあります。

身長(平均 170cm、標準偏差 6cm)と体重(平均 60kg、標準偏差 6kg)を考えてください。標準偏差はどちらも 6 ですが、単位が違うので比べようがありません。変動係数なら 6÷170=0.0356 \div 170 = 0.0356÷60=0.16 \div 60 = 0.1 となり、体重のほうが相対的にばらついている と分かります。

単位が消えるので、円とドル、cm と kg のように尺度の違うものどうしを比べられます。

データが 10, 20, 30, 40, 50 のとき、平均は 30、標準偏差は 200=14.1421\sqrt{200} = 14.1421 です。

CV=14.142130=0.4714=47.14%CV = \dfrac{14.1421}{30} = 0.4714 = 47.14\%

注意