解説
組み合わせは、n 個のものから r 個を 選ぶだけ の場合の数です。順番は区別しません。
nCr=r!nPr=r!(n−r)!n! 並べる場合の数(順列)を、同じ r 個の並べ替え r! で割ったものです。
例
5 人から 3 人の委員を選びます。誰が委員長というわけでもないので、順番は関係ありません。
5C3=3×2×15×4×3=660=10 10 通りです。順列の 60 通りを、3 人の並べ替え 3!=6 通りで割った形になっています。
覚えておくと便利な性質
- nCr=nCn−r — 「選ぶ 3 人」を決めることは「選ばない 2 人」を決めることと同じ
- nC0=nCn=1 — 何も選ばない選び方、全部選ぶ選び方はそれぞれ 1 通り
- nCr=n−1Cr−1+n−1Cr — パスカルの三角形の作り方そのもの
使いどころ
くじ引き、宝くじ、カードの手札、アンケートの選択肢の組み合わせなど「選ぶだけ」の数え上げに使います。二項定理 (a+b)n の展開に出てくる係数(二項係数)でもあり、確率の計算では二項分布の中に現れます。