B が起きたときに A も起きている確率を P(A|B) = P(A∩B) ÷ P(B) で求めます。「B の世界」に限って、そのうち A も起きている割合を見ます。
解説
条件付き確率 P(A∣B) は、「B が起きた」と分かっているときに、A も起きている確率です。
P(A∣B)=P(B)P(A∩B) P(A∩B) は A と B が どちらも 起きる確率です。
考え方は簡単で、世界を B の中だけに狭める ということです。B が起きた世界を新しい全体(分母)として、そのうち A も起きている割合を測ります。
例
P(A∩B)=0.2、P(B)=0.5 のとき、
P(A∣B)=0.50.2=0.4 B が起きた場合に限れば、A が起きる確率は 40% です。もとの A の確率がいくつであれ、B という情報を得たことで確率が更新されました。
独立との関係
P(A∣B)=P(A) が成り立つとき、A と B は 独立 といいます。B の情報が A の確率を変えないという意味です。
このとき P(A∩B)=P(A)P(B) となり、確率をそのまま掛け算できます。逆にいえば、独立でないのに掛け算するのは間違いです。
注意
- P(B)=0 のときは定義できません(起きなかったことを条件にはできません)
- P(A∣B) と P(B∣A) は まったく別のもの です。「病気の人が陽性になる確率」と「陽性の人が病気である確率」がぜんぜん違うのは、この混同がよく起きる例です