解説
円錐の表面は、開くと扇形になる側面と、円の底面からできています。計算にはまず母線の長さが必要です。母線は、頂点と底面の縁を結ぶ斜めの線で、半径と高さから三平方の定理で求まります。
ℓ=r2+h2 母線が分かれば、側面積 A と表面積 S は次のようになります。
A=πrℓS=πr(r+ℓ) - ℓ … 母線の長さ
- A … 側面積
- S … 表面積(側面と底面の合計)
- r … 底面の半径
- h … 高さ
例
既定値の半径 r=3、高さ h=4 で計算します。
- 母線 ℓ=32+42=25=5
- 側面積 A=π×3×5=15π≈47.1239
- 表面積 S=π×3×(3+5)=24π≈75.3982
底面の円の面積 9π を側面積 15π に足すと 24π となり、表面積と一致します。
注意
高さと母線は違います。 この電卓が入力に使うのは高さ(底面に垂直な長さ)で、母線はそこから計算します。母線はつねに高さより長くなります。側面を開くと半径 ℓ の扇形になり、その弧の長さは底面の円周 2πr と等しくなります。扇形の面積は「弧の長さ × 半径 ÷ 2」なので、21×2πr×ℓ=πrℓ となり、側面積の式が出てきます。半径と高さはどちらも正の数にしてください。