解説
期待値は、確率つきの値の平均です。それぞれの値に、その値が出る確率をかけて、全部足します。
E[X]=i∑xipi=x1p1+x2p2+⋯+xnpn 同じ試行を何度も繰り返したときの、1 回あたりの平均だと考えてください。分散と標準偏差も同時に求まります。
V[X]=i∑pi(xi−E[X])2 例
少し歪んだサイコロで、1 と 2 が出る確率が 0.1、3 から 6 が出る確率が 0.2 だとします。
E[X]=1(0.1)+2(0.1)+3(0.2)+4(0.2)+5(0.2)+6(0.2)=0.1+0.2+0.6+0.8+1.0+1.2=3.9 期待値は 3.9 です。分散は 2.49、標準偏差は 2.49=1.578 になります。
ふつうのサイコロなら期待値は 3.5 ですから、このサイコロは大きい目が出やすいということです。
注意
- 確率の合計は 1 にしてください。 合わないときは計算そのものが成り立ちません
- 期待値は「いちばん出やすい値」ではありません。上の例の 3.9 という目は、そもそも存在しません。あくまで 長い目で見た平均 です
- くじやギャンブルでは、期待値が払った金額を下回るのがふつうです。宝くじの期待値は購入額のおよそ半分といわれます