流量を 断面積 × 流速 で求めます。管の内径から断面積を出して計算します。同じ流量なら、細い管ほど流れが速くなります。
管の中を流れる水の量(流量)は、管の太さと流れの速さで決まります。
は流量(m³/s)、 は管の断面積、 は流速、 は内径です。
内径 20 mm の管を、水が 2 m/s で流れています。
毎分 37.7 L。浴槽(200 L)を 5 分ちょっとで満たせる勢いです。
途中で漏れなければ、流量はどこでも同じです。したがって
管が細くなれば、そのぶん流れは速くなります。 しかも断面積は半径の 2 乗に比例するので、内径を半分にすると断面積は 4 分の 1、流速は 4 倍になります。
ホースの先を指でつまむと水が勢いよく飛ぶのは、これです。出口を狭めても、後ろから来る水の量は変わらないので、速さで帳尻を合わせるしかありません。
家庭の給水管は、内径 13〜20 mm、流速は 1〜2 m/s ほどで設計されます。
流速を上げれば細い管で済んでコストは下がりますが、速すぎると音・振動・管の摩耗が問題になります。一般に 2 m/s あたりが上限の目安です。細い管で無理に流量を稼ごうとすると、うるさく、そして長持ちしない配管になります。