n 個の値の積の n 乗根を求めます。成長率や倍率の平均に使います(1.2 倍と 1.8 倍の平均は 1.5 倍ではなく約 1.47 倍)。値はすべて正の数にします。
解説
幾何平均は、値をすべて掛け合わせて、その n 乗根をとった平均です。相乗平均ともいいます。
G=nx1×x2×⋯×xn 倍率や成長率のように、掛け算で積み重なる量 の平均にはこちらを使います。足して割る平均(相加平均)では答えが合いません。
例
1 年目に 1.2 倍、2 年目に 1.8 倍になったとします。平均して毎年何倍だったといえるでしょうか。
G=1.2×1.8=2.16=1.4697 毎年 1.4697 倍だったと考えると、2 年で 1.46972=2.16 倍。実際の 1.2×1.8=2.16 倍と一致します。
相加平均の (1.2+1.8)÷2=1.5 で計算すると 1.52=2.25 倍になってしまい、実際より大きくなります。
注意
- 値はすべて 正の数 にしてください。0 や負の数が混じると n 乗根が定義できません
- 相加平均 ≥ 幾何平均が常に成り立ちます(相加相乗平均の関係)。等号はすべての値が等しいときだけです
- 増加率が「20% 増、80% 増」と与えられたら、1.2 と 1.8 という 倍率に直してから 幾何平均をとります