解説
正弦定理は、三角形の辺の長さと、その向かい側の角の正弦の比が、どの辺で作っても等しくなるという定理です。しかもその比の値は、外接円の直径 2R にぴたりと一致します。1 辺と 2 角が分かれば、残りの辺も外接円の半径も決まります。
sinAa=sinBb=sinCc=2R - a — 長さの分かっている辺
- A — 辺 a と向かい合う角(度)
- B — もう 1 つの角(度)。3 つ目は C=180∘−A−B です
- R — 外接円(3 頂点を通る円)の半径
例
a=8、A=45∘、B=60∘ とします。まず C=180∘−45∘−60∘=75∘ です。次に比の値を出します。
2R=sinAa=sin45∘8=82≈11.3137 ここから残りの辺が出ます。b=2RsinB≈11.3137×0.8660≈9.7980、c=2RsinC≈11.3137×0.9659≈10.9282 で、外接円の半径は R≈5.6569 です。
注意
- 角は度で入力します。A と B はどちらも正で、A+B<180∘ でなければ三角形になりません。範囲外はエラーになります
- 辺 a と角 A は向かい合う組です。組を取りちがえると答えが変わります
- 2 角が決まれば残りの 1 角も決まるので三角形の形が定まり、そこへ 1 辺の長さが加わることで大きさまで決まります。答えは 1 通りです
- 2 辺と、その 2 辺に挟まれない角から出発すると、条件を満たす三角形が 2 つできることがあります。この電卓は 1 辺 2 角から求めるため、その曖昧さは起こりません