底を指定した対数を log_b x = ln x ÷ ln b で求めます。「b を何乗すると x になるか」を表す数です。常用対数 (底 10) と自然対数 (底 e) もあわせて出します。
解説
対数は「底を何乗すると真数になるか」を表す数です。logbx=y と by=x はまったく同じことを言っており、対数は累乗の逆にあたります。
logbx=y⟺by=x 任意の底の対数は、底の変換公式で自然対数の比として計算できます。この電卓も内部でこの式を使っています。
logbx=lnblnx - x — 真数。正の数でなければなりません
- b — 底。正の数で、かつ 1 以外です
- log10x — 常用対数(底 10)
- lnx — 自然対数(底 e≈2.71828)
例
真数 x=8、底 b=2 とします。2 を 3 乗すると 8 になるので
log28=3 です。底の変換公式でも ln2ln8=0.69312.0794=3 となり、同じ値が出ます。あわせて常用対数は log108≈0.9031、自然対数は ln8≈2.0794 です。
注意
- 真数 x は必ず正です。正の数を何乗しても 0 や負にはならないため、0 以下の対数は実数の範囲では定まりません。電卓もエラーを返します
- 底 b は正で、1 以外にします。1 は何乗しても 1 のままで、ほかの真数を作れないためです
- logb1=0 と logbb=1 は、どの底でも成り立ちます
- 0<x<1 で底が 1 より大きいとき、対数は負になります。log100.01=−2 です
- 対数は掛け算を足し算に変えます。logb(xy)=logbx+logby が成り立ちます