質量パーセント濃度の求め方

質量パーセント濃度を 溶質 ÷ (溶質 + 溶媒) × 100 で求めます。分母が溶液全体の質量であって、溶媒の質量ではないことに注意します。

質量パーセント濃度は、溶液全体の質量のうち、溶質が何 % を占めるかを表します。

w=溶質の質量溶質の質量+溶媒の質量×100w = \dfrac{\text{溶質の質量}}{\text{溶質の質量} + \text{溶媒の質量}} \times 100

分母の「溶質 + 溶媒」が 溶液全体の質量 です。

食塩 20 g を水 80 g に溶かします。

w=2020+80×100=20100×100=20 %w = \dfrac{20}{20 + 80} \times 100 = \dfrac{20}{100} \times 100 = 20\ \%

20% の食塩水になります。

いちばん間違えやすいところ

溶媒で割ってはいけません。 2080×100=25 %\dfrac{20}{80} \times 100 = 25\ \% としてしまうのが典型的な誤りです。

濃度は「全体のうちどれだけか」なので、分母は必ず溶液全体(20 + 80 = 100 g)になります。

使いどころ

モル濃度との違い

質量パーセント濃度は はかりだけで作れる のが利点です。溶質を 20 g、水を 80 g はかって混ぜれば、それで 20% です。体積をはかる必要も、モル質量を調べる必要もありません。

ただし反応の計算には向きません。反応は粒子の個数の比で起きるので、そちらはモル濃度を使います。