モル濃度の求め方

モル濃度を 溶質の物質量 ÷ 溶液の体積(L) で求めます。溶質はグラムで入れれば、モル質量から物質量に直します。

モル濃度は、溶液 1 L の中に溶質が何 mol 溶けているかを表します。単位は mol/L です。

c=nV=m÷MVc = \dfrac{n}{V} = \dfrac{m \div M}{V}

cc はモル濃度(mol/L)、nn は溶質の物質量(mol)、VV溶液 の体積(L)です。

水酸化ナトリウム NaOH\mathrm{NaOH}(モル質量 40 g/mol)を 40 g とり、溶液が 500 mL になるように水に溶かします。

n=4040=1 molc=10.5=2 mol/Ln = \dfrac{40}{40} = 1\ \text{mol} \qquad c = \dfrac{1}{0.5} = 2\ \text{mol/L}

2 mol/L の水酸化ナトリウム水溶液になります。

いちばん間違えやすいところ

分母は 溶液 の体積であって、溶媒(水) の体積ではありません。

40 g の NaOH\mathrm{NaOH} を「水 500 mL」に溶かすと、溶けた分だけ体積が増えて、溶液は 500 mL より多くなります。これでは 2 mol/L になりません。

正しくは、メスフラスコに NaOH\mathrm{NaOH} を入れ、溶液全体が 500 mL の目盛りに達するまで 水を足します。実験でメスフラスコを使うのは、このためです。

質量パーセント濃度との違い

化学反応を扱うときは、ほぼ必ずモル濃度を使います。