物質量(モル)の求め方

物質量を 質量 ÷ モル質量 で求めます。1 mol は 6.02214076 × 10²³ 個の粒子の集まりです(アボガドロ定数)。

モルは「粒子の個数」を数えるための単位です。原子や分子は小さすぎて 1 個ずつ数えられないので、6.02214076 × 10²³ 個 をひとまとまりにして 1 mol と呼びます。この数をアボガドロ定数といいます。

n=mMn = \dfrac{m}{M}

nn は物質量(mol)、mm は質量(g)、MM はモル質量(g/mol)です。モル質量は、その物質 1 mol ぶんの質量で、原子量・分子量に g をつけた値になります。

水 18 g の物質量を求めます。水 H2O\mathrm{H_2O} のモル質量は 1×2+16=181 \times 2 + 16 = 18 g/mol です。

n=1818=1 moln = \dfrac{18}{18} = 1\ \text{mol}

粒子の個数は 6.02×10236.02 \times 10^{23} 個。つまり 水 18 g(大さじ 1 杯ほど)の中に、水分子が 6 千垓個ある ということです。

よく使うモル質量

注意

モル質量は、化学式に出てくる原子の原子量を すべて足す だけです。H2O\mathrm{H_2O} なら水素 2 個ぶん(1 × 2)と酸素 1 個ぶん(16)で 18。添え字の掛け算を忘れないでください。

アボガドロ定数は 2019 年の SI 改定で 定義値 になりました。測定して求める値ではなく、「1 mol とはこの個数のことである」と決められた数です。