並列の合成抵抗の求め方 逆数の和で計算する方法

並列につないだ抵抗の合成抵抗は、逆数の和の逆数 1 ÷ (1/R₁ + 1/R₂ + …) です。どの抵抗より小さくなります。抵抗をカンマ区切りで並べます。

抵抗を枝分かれさせてつないだ(並列につないだ)ときの合成抵抗を求めます。並列では、逆数を足してから、最後にその逆数をとります。

1R=1R1+1R2++1Rn\dfrac{1}{R} = \dfrac{1}{R_1} + \dfrac{1}{R_2} + \cdots + \dfrac{1}{R_n}

並列では、どの抵抗にも同じ電圧がかかります。分かれるのは電流のほうで、それぞれの枝に VR1\frac{V}{R_1}VR2\frac{V}{R_2}、… ずつ流れます。電流の通り道が増えるので、全体としては電流が流れやすくなります。

既定の入力は 10, 20, 30(Ω)の 3 本です。

1R=110+120+130=1160\dfrac{1}{R} = \dfrac{1}{10} + \dfrac{1}{20} + \dfrac{1}{30} = \dfrac{11}{60}
R=60115.4545ΩR = \dfrac{60}{11} \approx 5.4545\,\Omega

合成抵抗は約 5.4545 Ω、個数は 3 です。

注意

並列の合成抵抗は、必ずいちばん小さい抵抗(この例では 10 Ω)より小さくなります。ここが直列との大きな違いです。答えが 10 Ω より大きく出たら、どこかで計算を間違えています。

逆数の和を出したところで止めないでください。最後にもう一度、逆数をとる必要があります。

同じ抵抗 R0R_0nn 本並列にしたときは、合成抵抗は R0n\frac{R_0}{n} になります。10 Ω を 2 本なら 5 Ω です。

抵抗に 0 や負の数は入れられません。エラーになります。

家庭のコンセントは並列につながっています。だから、使う家電を増やすほど流れる電流は増えていきます。