利益率と原価率の求め方

売価と原価から、利益を 売価 − 原価、利益率を 利益 ÷ 売価 × 100 (%)、原価率を 原価 ÷ 売価 × 100 (%) で求めます。利益率と原価率を足すと 100% です。

売価と原価から、いくらもうかるか(利益)、売価のうち利益が占める割合(利益率)、原価が占める割合(原価率)を求めます。

m=scs×100m = \dfrac{s - c}{s} \times 100

ss は売価、cc は原価、mm は利益率(%)です。scs - c が利益にあたります。原価率は cs×100\dfrac{c}{s} \times 100 で、利益率と原価率を足すと必ず 100% になります。

原価 700、売価 1000 のとき、利益は 1000700=3001000 - 700 = 300 です。利益率は 3001000×100=30\dfrac{300}{1000} \times 100 = 30、原価率は 7001000×100=70\dfrac{700}{1000} \times 100 = 70 で、30+70=10030 + 70 = 100 と確かに 100% になります。

注意

利益率は「売価に対する利益の割合」です。「原価に対する利益の割合」(値入率、原価にどれだけ上乗せしたか)とは別物で、この例では 300700×100=42.85\dfrac{300}{700} \times 100 = 42.85\ldots% になります。利益はどちらも同じ 300 でも、基準が変われば数字は変わります。値入率を利益率のように見せると、もうけを大きく見せることができてしまいます。

売価が原価を下回れば、利益も利益率も負になります。

ここでの原価は、その商品 1 つを仕入れる、あるいは作るのにかかった額です。家賃や人件費などの経費を引く前の値ですから、この利益率がそのまま手元に残るわけではありません。