データを中央値で 2 つに分け、それぞれの中央値として第1四分位数と第3四分位数を求めます。四分位範囲は Q₃ − Q₁ で、真ん中 50% の広がりを表します。
解説
四分位数は、データを小さい順に並べて 4 等分する 3 つの値です。小さいほうから第 1 四分位数 Q1、第 2 四分位数 Q2(中央値)、第 3 四分位数 Q3 と呼びます。
求め方は、まず中央値でデータを下半分と上半分に分け、それぞれの中央値 をとるだけです。個数が奇数のときは、中央値そのものを両側から除きます。
四分位範囲(IQR)=Q3−Q1 四分位範囲は、真ん中 50% のデータが収まる幅です。
例
データが 12, 15, 18, 20, 25, 28, 31, 40 のとき、個数は 8 です。
- 下半分は 12, 15, 18, 20 → その中央値は 215+18=16.5 が Q1
- 全体の中央値は 220+25=22.5 が Q2
- 上半分は 25, 28, 31, 40 → その中央値は 228+31=29.5 が Q3
IQR=29.5−16.5=13 使いどころ
四分位数は 箱ひげ図 の箱そのものです。箱の下端が Q1、中の線が中央値、上端が Q3 になります。
標準偏差と違って外れ値に強いのが利点です。Q1−1.5×IQR より小さい値や、Q3+1.5×IQR より大きい値を外れ値とみなす、という基準がよく使われます。