重複組み合わせ nHr の求め方

n 種類から重複を許して r 個選ぶ場合の数 nHr = (n + r − 1)Cr を求めます。3 種類のアイスから 2 個選ぶ(同じ味を 2 個でもよい)ような数え方です。

重複組み合わせは、nn 種類のものから 同じものを何個選んでもよい ことにして、rr 個選ぶ場合の数です。

nHr=n+r1Cr_nH_r = {}_{n+r-1}C_r

ふつうの組み合わせ(1 種類につき 1 個まで)とは別ものです。

3 種類のアイス(バニラ、チョコ、抹茶)から 2 個買います。同じ味を 2 個でもかまいません。

3H2=3+21C2=4C2=4×32×1=6_3H_2 = {}_{3+2-1}C_2 = {}_4C_2 = \dfrac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6

実際に並べてみると、バニラ 2 個、チョコ 2 個、抹茶 2 個、バニラとチョコ、バニラと抹茶、チョコと抹茶の 6 通りです。

なぜこの式になるのか

仕切りを使うと分かります。買う 2 個を「○」、種類の境目を「|」で表すと、たとえば「○|○|」はバニラ 1 個とチョコ 1 個、「○○||」はバニラ 2 個です。

3 種類なら仕切りは 2 本。○ が 2 個と | が 2 本、合わせて 4 個の場所から、○ を置く 2 か所を選べばよいので 4C2_4C_2 通りになります。一般に、rr 個の ○ と n1n-1 本の仕切りを並べる問題なので n+r1Cr_{n+r-1}C_r です。

使いどころ