目標心拍数の求め方(カルボーネン法)

目標心拍数を (最大心拍数 − 安静時心拍数) × 強度 + 安静時心拍数 で求めます。最大心拍数は 220 − 年齢で見積もります。

運動の強さを心拍数で管理するときの目標値です。カルボーネン法で求めます。

目標心拍数=(最大心拍数安静時心拍数)×強度+安静時心拍数\text{目標心拍数} = (\text{最大心拍数} - \text{安静時心拍数}) \times \text{強度} + \text{安静時心拍数}
最大心拍数=220年齢\text{最大心拍数} = 220 - \text{年齢}

30 歳、安静時心拍数 60 拍/分、強度 60% で運動します。

最大心拍数=22030=190\text{最大心拍数} = 220 - 30 = 190
(19060)×0.6+60=78+60=138 拍/分(190 - 60) \times 0.6 + 60 = 78 + 60 = 138\ \text{拍/分}

心拍数 138 を目安に運動する ということです。

強度ごとのねらい

なぜ安静時心拍数を引くのか

単純に「最大心拍数の 60%」とすると、190×0.6=114190 \times 0.6 = 114 です。ずいぶん低い。

これは実態に合いません。心臓は運動していなくても 60 回は打っている からです。運動でどれだけ余分に働かせるかを測りたいなら、最大値と安静値の 差(予備能) を基準にすべきです。

カルボーネン法はこの差を使うので、安静時心拍数が 50 の鍛えた人と、80 の人とで、同じ「強度 60%」が同じきつさになります。

注意

220年齢220 - \text{年齢}かなり大ざっぱな推定 です。同じ年齢でも実際の最大心拍数は上下に 10〜12 拍ほどばらつきます。

心疾患のある人や、投薬中の人(とくにβ遮断薬は心拍数を下げます)は、この式をそのまま使えません。医師の指示に従ってください。