税抜価格の求め方(税込みから逆算)

税込価格から税抜価格を 税込 ÷ (1 + 税率/100) で求めます。税込 1100 円・税率 10% なら税抜は 1000 円です。税込価格から 10% を引くのではありません。

税込価格から税抜価格を逆算します。

税抜=税込1+税率100\text{税抜} = \dfrac{\text{税込}}{1 + \dfrac{\text{税率}}{100}}

税込 1100 円、税率 10% の商品です。

11001.1=1000 円\dfrac{1100}{1.1} = 1000\ \text{円}

税抜は 1000 円、消費税は 100 円です。

10% を引いてはいけない

いちばん多い間違いが、税込価格から 10% を引くことです。

1100×0.9=990 円(誤り)1100 \times 0.9 = 990\ \text{円} \quad \text{(誤り)}

正解の 1000 円と、10 円ずれました。

理由は単純です。消費税は税抜価格にかかっている からです。1000 円の 10% が 100 円であって、1100 円の 10%(110 円)ではありません。

分母が違うものを、同じ 10% だと思ってはいけない。足すときの 10% と、戻すときの 10% は、基準が違う のです。

戻すときは、掛けたものを割る。×1.1\times 1.1 したものを元に戻すなら ÷1.1\div 1.1 です。

軽減税率

食品などの軽減税率 8% なら、÷1.08\div 1.08 になります。

注意

実際の請求では、端数処理 で 1 円ずれることがあります。事業者が切り捨て・切り上げ・四捨五入のどれを採るかは決まっていないので、レシートの金額とこの計算が 1 円違っても、間違いとは限りません。