解説
坪は日本で古くから使われてきた面積の単位です。不動産の広告や住宅の見積もりでは今も坪が使われますが、登記簿や図面の面積は平方メートル(㎡)なので、この 2 つを行き来する場面がよくあります。この電卓は、坪数を入れると平方メートルに直します。
1 坪=121400 m2≒3.3058 m2 坪数を T、面積を S(㎡)とすると、換算はかけ算 1 回で終わります。
S=T×121400 400/121 という半端な数になるのは、坪が尺貫法の単位だからです。1 坪は 1 辺が 1 間(6 尺)の正方形の面積で、1 尺 = 10/33 m と定められています。6 尺 = 20/11 m なので、その 2 乗が 400/121 ㎡ になります。割り切れないので、3.3058 ㎡ はあくまで近似値です。
例
既定値の 30 坪で計算します。
S=30×121400=12112000=99.17355… 30 坪は約 99.17 ㎡ です。暗算では 坪数 × 3.3 として、30 × 3.3 = 99 ㎡ と見当をつけられます。
注意
- 計量法では、取引や証明に坪を使えません。契約書・登記・確認申請の面積は平方メートルで表し、坪は目安として併記されるだけです。
- 「1 坪 = 畳 2 枚分」とよくいいますが、畳の寸法は地域や規格で違います。不動産広告の 1 畳 = 1.62 ㎡ で 2 枚だと 3.24 ㎡ になり、1 坪(約 3.31 ㎡)とはぴったり一致しません。
- 同じ 30 坪でも、延べ床面積か、施工床面積か、敷地面積かで意味がまったく変わります。何の面積を指しているのかを先に確かめてください。