解説
ベクトルの大きさ(長さ、ノルム)を成分から求めます。中身は三平方の定理で、各成分を 2 乗して足し、平方根を取るだけです。
∣v∣=x2+y2+z2 - x、y、z — ベクトルの各成分
- ∣v∣ — ベクトルの大きさ。矢印の長さにあたります
平面のベクトルを扱うときは z を 0 にします。すると式は x2+y2 になり、原点から点 (x,y) までの距離とまったく同じ形です。
例
(x,y,z)=(3,4,0) とします。
∣v∣=32+42+02=9+16=25=5 大きさは 5 です。
注意
- 成分が負でも 2 乗されるので、大きさは必ず 0 以上になります。(−3,−4,0) の大きさも同じく 5 です
- 大きさが 0 になるのは、すべての成分が 0 のゼロベクトルだけです
- 大きさは向きの情報を持ちません。向きだけを取り出したいときは、各成分を大きさで割った単位ベクトル (53, 54, 0) を使います。単位ベクトルの大きさは 1 です
- ベクトル全体を k 倍すると、大きさは ∣k∣ 倍になります。k が負でも大きさは正のままです