URL に www を入れる派と入れない派があります。このページは www が入っているけど、今年開発したドメインには入れてない。世界の有名なウェブサイトも二分している状態です。
入れる派
Tesla
https://www.tesla.com/
NVIDIA
https://www.nvidia.com/en-us/
Facebookの親会社Meta
https://www.meta.com/jp/en/
Instagram
https://www.instagram.com/
TikTok
https://www.tiktok.com/en/
JPMorgan
https://www.jpmorganchase.com/
NYTimes
https://www.nytimes.com/
入れない派
Googleの親会社Alphabet
https://abc.xyz/
Squareの親会社Block
https://block.xyz/
Medium
https://medium.com/
Discord
https://discord.com/
なので、www のありなし問題は「どっちでもいい!」という結論になります。はい、この問題はおしまい!
ところで一般的なウェブサイトは
www があってもなくても同じページを表示する
という暗黙の慣習があります。www はあってもなくてもいいけど、どっちにも対応して、しかも同じページを表示する必要が(一般的に)あります。…と言ったら、これからウェブサイトをつくる方は少し不安に思ってしまうかもしれないけど…。
わかりやすく言うと
https://www.irohabook.com/post/emojikun
https://irohabook.com/post/emojikun
はまったく同じページを表示します。
逆に、www サブドメインで表示するページが www のないページで表示されるページと違っていたら、「なんか不思議なウェブサイトがある…」となってしまう。
https://www.irohabook.com/post/emojikun
https://irohabook.com/post/emojikun
は同じページを表示するけど、ソースコードを見ると meta タグの canonical には
https://www.irohabook.com/post/emojikun
とあります。canonical は正規化された URL を表します。www なしの URL にアクセスできるけど、それは www ありのページとしてみなすよ、という意味です。
実際は www なしでアクセスした場合に www ありの URL にアクセスするよう設定しています。これをリダイレクトというけど、リダイレクトはサーバーまたはアプリケーションで設定できます。今回は解説しませんが、Python や PHP 側でも設定できるのは覚えておくといいかもしれません。