買い増しあとの平均取得単価の求め方

2 回に分けて買ったときの平均取得単価を、総額 ÷ 総数量 で求めます。安いところで買い増すと平均が下がりますが、下がるのは平均であって、損が減るわけではありません。

同じものを 2 回に分けて買ったとき、1 単位あたりいくらで手に入れたことになるかを求めます。

平均取得単価=n1p1+n2p2n1+n2\text{平均取得単価} = \dfrac{n_1p_1 + n_2p_2}{n_1 + n_2}

単純に 2 つの単価を足して 2 で割るのではありません。数量の多いほうの単価に引っぱられます。数量を重みとした平均です。

100 株を 2000 円、200 株を 1400 円で買います。総額は 200000+280000=480000200000 + 280000 = 480000 円、総数量は 300 株なので、平均取得単価は 1600 円です。2000 と 1400 の平均である 1700 円ではありません。安いほうを 2 倍の数量で買っているので、平均はそちらへ寄ります。

現在の単価が 1500 円なら評価額は 45 万円で、評価損は 3 万円です。損益分岐に戻るには、現在の 1500 円から 6.67% 上がる必要があります。

平均が下がっても損は減らない

安いところで買い増すと平均取得単価は下がります。しかしそれは 1 単位あたりの平均が下がっただけで、抱えている損失そのものが減るわけではありません。むしろ数量が増えたぶん、値動きに対する損益の振れ幅は大きくなります。

注意

手数料や税は含めていません。実際の取得単価はそのぶん高くなります。