一定の速さで円を回る物体の、角速度・周期・向心加速度・向心力を求めます。速さが変わらなくても向きは変わり続けるので、中心へ向かう加速度がはたらいています。
一定の速さで円を回る運動を等速円運動といいます。速さは変わりませんが、向きは変わり続けています。
は速さ、 は半径、 は中心へ向かう加速度、 は向心力です。角速度は 、1 周にかかる周期は です。
加速度とは速度の変化であり、速度は大きさと向きを合わせたものです。円を回るあいだ向きが変わり続けているので、大きさが一定でも加速度はあります。その向きはつねに円の中心を指しています。
0.5 kg の物体が半径 2 m の円を 4 m/s で回ります。角速度は rad/s、周期は 秒です。向心加速度は m/s²、向心力は N になります。
物体にはたらいているのは中心へ向かう力だけです。糸につないだおもりを回すとき、糸が引いているのは中心の向きです。外へ引っぱられるように感じるのは、回っている側から見たときの見かけの力で、外から見れば存在しません。
半径が同じなら、速さが 2 倍で向心力は 4 倍になります。カーブを速く曲がるほど急に無理が出るのはこのためです。