コントラスト比の計算方法(WCAG の判定)

文字色と背景色のコントラスト比を、WCAG の定義で求めます。比は 1(同じ色)から 21(黒と白)までの値をとり、本文には 4.5 以上、大きな文字には 3 以上が求められます。

文字色と背景色のコントラスト比を、WCAG(ウェブアクセシビリティのガイドライン)の定義で求めます。

C=Y1+0.05Y2+0.05C = \dfrac{Y_1 + 0.05}{Y_2 + 0.05}

Y1Y_1 は明るいほうの相対輝度、Y2Y_2 は暗いほうの相対輝度、CC がコントラスト比です。0.05 を足しているのは、画面が完全な黒を出せず、まわりの光をいくらか反射することを見込んだものです。これがないと、黒どうしの比が無限大になってしまいます。

相対輝度

Y=0.2126Rl+0.7152Gl+0.0722BlY = 0.2126 R_l + 0.7152 G_l + 0.0722 B_l

RlR_lGlG_lBlB_l は、各色を光の量に比例する値へ戻したものです。画面の色は目の感じ方に合わせて曲げてあるので、明るさを比べるには、その曲げをいったん戻す必要があります。

基準

比は 1(同じ色)から 21(黒と白)までの値をとります。

大きな文字とは、18 ポイント以上、または太字で 14 ポイント以上のものを指します。

灰色(90, 90, 90)の文字を白い背景に置くと、コントラスト比は 6.90 で、AA を満たします。

文字の相対輝度は 0.102、背景は 1 です。(1 + 0.05) ÷ (0.102 + 0.05) = 6.90 になります。7 にわずかに届かないので、AAA には足りません。

注意点

コントラスト比だけで読みやすさが決まるわけではありません。字の大きさ、太さ、書体も効きます。

色の違いだけで意味を伝えないでください。色を見分けにくい人には届きません。