ダウンロード時間の計算方法(回線速度とファイルサイズから)

ファイルの大きさと回線の速さから、ダウンロードにかかる時間を求めます。回線の速さは bit、ファイルの大きさは byte で表すので 8 倍の開きがあります。実効率は、公称の速さのうち実際に出る割合です。

ファイルの大きさと回線の速さから、ダウンロードにかかる時間を求めます。

Re=R×e100R_e = R \times \dfrac{e}{100}
t=8000SRet = \dfrac{8000 S}{R_e}

SS はファイルの大きさ(GB)、RR は回線の速さ(Mbps)、ee は実効率(パーセント)、ReR_e が実効速度、tt が秒数です。

bit と byte で 8 倍違う

回線の速さは bit で、ファイルの大きさは byte で表すのがならわしです。1 byte は 8 bit なので、この 2 つには 8 倍の開きがあります。100 Mbps の回線が実際に運べるのは、1 秒あたり 12.5 MB です。

式の 8000 は、GB を Mbit に直す数です。1 GB は 1000 MB、つまり 8000 Mbit にあたります。

実効率

公称の速さがそのまま出ることはありません。通信の手順そのものに使われるぶん、相手のサーバの混み具合、無線なら電波の状態で目減りします。光回線なら 6 割から 8 割あたりが目安です。

5 GB のファイルを 100 Mbps の回線、実効率 70 パーセントで落とすと、9 分 31 秒かかります。実効速度は 12.5 MB/秒 の 7 割で、8.75 MB/秒 です。

実効速度は 100 × 0.7 = 70 Mbps です。5 GB は 40000 Mbit なので、40000 ÷ 70 = 571.4 秒、およそ 9 分 31 秒になります。

注意点

GB は 10 進(1 GB = 1000 MB)で計算しています。ソフトが 2 進(1 GiB = 1024 MiB)で大きさを表示していると、7 パーセントほど食い違います。