二次式の因数分解のやり方

ax² + bx + c を 1 次式の積に分解します。係数が整数で判別式が平方数なら、解が有理数になるので整数の係数だけで書けます。そうでないときは解を小数にした形で表します。

ax2+bx+cax^2 + bx + c を 1 次式の積に分解します。解の公式で 2 つの解を求め、そこから因数を組み立てます。

ax2+bx+c=a(x−x1)(x−x2)ax^2 + bx + c = a(x - x_1)(x - x_2)

x1x_1 と x2x_2 は ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の解です。解が pq\dfrac{p}{q} という分数なら、因数 (x−pq)\left(x - \dfrac{p}{q}\right) を qq 倍して (qx−p)(qx - p) と書き直せます。こうすると整数の係数だけの形になります。

整数で分解できるかどうか

判別式 D=b2−4acD = b^2 - 4ac が平方数なら、解の公式の D\sqrt{D} が整数になるので、解は有理数です。係数も整数であれば、整数だけの因数分解ができます。平方数でなければ解は無理数になり、整数では分解できないので、解を小数にした形で表します。

例

6x2+5x−66x^2 + 5x - 6 を分解します。D=25+144=169=132D = 25 + 144 = 169 = 13^2 で平方数です。解は −5±1312\dfrac{-5 \pm 13}{12} から 23\dfrac{2}{3} と −32-\dfrac{3}{2} になります。それぞれ (3x−2)(3x - 2) と (2x+3)(2x + 3) に直して、6x2+5x−6=(3x−2)(2x+3)6x^2 + 5x - 6 = (3x - 2)(2x + 3) です。

注意

判別式が負のときは、実数の範囲で 1 次式の積に分解できません。

aa が 0 だと二次式ではないので計算できません。