重回帰(説明変数 2 つ)の求め方

2 つの説明変数から y を予測する式 y = b₀ + b₁x₁ + b₂x₂ を求めます。係数は、もう一方の変数の影響を取り除いたうえでの効き方を表します。自由度調整済みの決定係数もあわせて出します。

2 つの説明変数から yy を予測する式を作ります。予測値と実際の値の差の 2 乗和がいちばん小さくなるように、3 つの係数を決めます。

y=b0+b1x1+b2x2y = b_0 + b_1x_1 + b_2x_2

単回帰と違い、係数 b1b_1 は「x2x_2 を一定に保ったときの x1x_1 の効き方」を表します。もう一方の影響を取り除いたうえでの傾きです。

決定係数

R2R^2 は、yy のばらつきのうち式で説明できた割合です。ただし説明変数を増やせば R2R^2 は必ず上がるので、そのままでは変数を足し得になります。自由度調整済み R2R^2 は変数の数で罰を与えた値で、こちらで比べます。

6 組のデータから y=1.71+2.375x1+0.375x2y = 1.71 + 2.375x_1 + 0.375x_2 が得られたとします。R2R^2 は 0.997、自由度調整済みでは 0.996 です。x1=7x_1 = 7x2=7x_2 = 7 を入れると、予測値は 20.96 になります。

説明変数どうしが連動していると解けない

x1x_1x2x_2 が完全に比例していると、どちらの効果か区別できず、係数が一つに定まりません。完全でなくても連動が強いと係数が不安定になり、符号が入れ替わることさえあります。これを多重共線性といいます。

注意

係数を 3 つ決めるので、データは 4 組以上必要です。

係数の大きさをそのまま比べることはできません。単位が違えば大きさも変わります。