文字の種類と桁数から、パスワードの組合せの総数と、総当たりで破られるまでの時間を見積もります。平均では総数の半分を試した時点で当たるので、その時間を出します。桁数を 1 つ増やすほうが、文字種を増やすより効きます。
文字の種類と桁数から、パスワードの組合せの総数と、総当たりで破られるまでの時間を見積もります。
は使える文字の種類数、 は桁数、 が組合せの総数です。 は 1 秒あたりの試行回数、 が平均の解読時間です。平均では総数の半分を試したところで当たるので、2 で割ります。
は桁数の指数で増えます。文字の種類を増やしても底が大きくなるだけですが、桁数を 1 つ増やすと総数がまるごと 倍になります。
英数字(62 種類)の 8 桁は 通り、12 桁は 通りです。4 桁増やすだけで、およそ 1478 万倍になります。記号を足して 95 種類にしても、8 桁のままなら 通りで、12 桁の英数字には遠く及びません。
英数字 62 種類、12 桁、1 秒あたり 100 億回の試行とすると、組合せは 通り、平均の解読時間はおよそ 5112 年になります。
これは、まったくでたらめに作った文字列の話です。辞書にある語や、その語の文字を記号に置き換えたものは、この計算よりはるかに早く破られます。攻撃する側は、総当たりの前に辞書を試すからです。
使い回したパスワードは、桁数と関係なく破られます。一度どこかで漏れれば、それは 1 回の試行で当たります。