鉄筋の重量の求め方

呼び名ごとに決まっている単位質量に、総延長を掛けて重量を求めます。単位質量は JIS が定めた値で、D13 なら 1 m あたり 0.995 kg です。定尺から切り出すぶんのロスも上乗せします。

鉄筋の重量は、呼び名ごとに決まっている単位質量から求めます。太さを測る必要はありません。

W=m×L×nW = m \times L \times n

mm は単位質量、LL は 1 本の長さ、nn は本数です。単位質量は JIS G 3112 が定めていて、D10 が 0.560、D13 が 0.995、D16 が 1.56、D19 が 2.25 kg/m です。

呼び名は直径ではない

D13 の D は異形鉄筋を意味し、13 は呼び径です。異形鉄筋は表面に節があるので実際の外径は 14 mm ほどありますが、断面積が同じになる丸鋼の直径として 13 と呼びます。単位質量はこの呼び径から計算されていて、0.00617×132=1.040.00617 \times 13^2 = 1.04 ではなく、規格値の 0.995 を使います。

D13 を 4 m、50 本使います。総延長は 200 m、設計重量は 0.995×200=1990.995 \times 200 = 199 kg です。定尺から切り出すぶんのロスを 5% 見込むと 209 kg になります。

太さが変わると重量は 2 乗で効く

単位質量は断面積に比例するので、呼び径の 2 乗におおよそ比例します。D10 から D32 へ上げると呼び径は 3.2 倍ですが、重量は 11 倍になります。同じ長さでも太さが変わると、重量の桁が変わります。

注意

加工による曲げ、フック、定着長さは含みません。実際の拾い出しでは、これらを加えた総延長で計算します。