投資利益率(ROI)の求め方

投じた額に対してどれだけ増えたかを 利益 ÷ 投資額 × 100 (%) で求めます。期間の長さで割るのではなく複利で年率に直すので、期間の違う投資どうしを比べられます。

投じた額に対してどれだけ増えたかを表す値です。

ROI=回収額投資額投資額×100ROI = \dfrac{\text{回収額} - \text{投資額}}{\text{投資額}} \times 100

これだけでは期間が入っていないので、1 年で 50% 増えたのか 10 年かかったのかを区別できません。そこで年率に直します。

年率=((回収額投資額)1/n1)×100\text{年率} = \left(\left(\dfrac{\text{回収額}}{\text{投資額}}\right)^{1/n} - 1\right) \times 100

期間で割ってはいけない

3 年で 50% 増えたからといって、年率は 50÷3=16.750 \div 3 = 16.7% ではありません。毎年 16.7% で増えると 3 年後には 1.59 倍になってしまいます。複利で戻すには、倍率の 3 乗根をとります。1.51/3=1.14471.5^{1/3} = 1.1447 なので、年率は 14.47% です。期間が長いほど、単純に割った値との差は大きくなります。

100 万円を投じて 3 年後に 150 万円になったとします。利益は 50 万円、ROI は 50%、年率換算では 14.47% です。同じ 150 万円でも 1 年で達したなら年率も 50% になります。

利益率との違い

利益率は売価に対する利益の割合で、商品 1 つの儲け方を見る値です。ROI は投じた資金に対する割合で、その資金が何を生んだかを見る値です。分母が違うので、混ぜて比べることはできません。

注意

回収額には売却額だけでなく、途中で受け取った配当や家賃も含めます。これを入れ忘れると実際より低く出ます。