タイルの必要枚数の求め方

施工面積を、目地を含めた 1 枚あたりの占有面積で割って枚数を求めます。目地の幅を足さずにタイルの寸法だけで割ると、枚数を多く見積もることになります。端で切るぶんのロスも上乗せします。

必要なタイルの枚数は、施工面積を 1 枚が占める面積で割って求めます。

n=施工面積(a+j)(b+j)n = \dfrac{\text{施工面積}}{(a + j)(b + j)}

aabb はタイルの寸法、jj は目地の幅です。分母に目地を足すのが要点で、タイルの寸法だけで割ってはいけません。

目地を足す理由

タイルは隙間なく並ぶのではなく、目地を挟んで並びます。300 mm 角のタイルを目地 3 mm で貼ると、1 枚が占める領域は 303 mm 角です。面積にすると 918918 cm² で、タイルそのものの 900900 cm² より 2% 広くなります。この 2% を忘れると、枚数を多く見積もることになります。

3.0 m × 2.4 m の床に、300 mm 角のタイルを目地 3 mm で貼ります。施工面積は 7.2 m²、1 枚の占有面積は 0.0918 m² なので、7.2÷0.0918=78.47.2 \div 0.0918 = 78.4 枚、切り上げて 79 枚です。1 m² あたりでは 10.9 枚になります。端で切るぶんのロスを 5% 見込むと 83 枚です。

注意

端に来るタイルは切ることになるので、切った残りが使えなければそのぶん余分に要ります。柄物や大判のタイルではロスを多めに見てください。

この計算は面積で割っているだけで、実際の割り付けは考えていません。目地の位置を揃えたい場合は、縦横それぞれの枚数を別に決めることになります。