労働時間と残業時間の計算方法

出勤と退勤の時刻、休憩の分から、拘束時間と実労働時間を求めます。所定労働時間を超えたぶんが残業時間です。退勤が出勤より前のときは日をまたいだものとして数えます。

出勤と退勤の時刻、休憩の分から、実際に働いた時間と残業時間を求めます。

W=(M2M1)BW = (M_2 - M_1) - B

M1M_1 は出勤の時刻を分に直した値、M2M_2 は退勤の時刻を分に直した値、BB は休憩の分、WW が実労働時間です。出勤から退勤までが拘束時間で、そこから休憩を引いたものが実労働時間になります。

O=max(0,W60C)O = \max(0, W - 60 C)

CC は所定労働時間、OO が残業時間です。所定に届かない日は 0 になるので、負の数にはなりません。

9 時 00 分に出勤して 19 時 30 分に退勤、休憩 60 分、所定労働時間 8 時間とすると、実労働時間は 9 時間 30 分、残業時間は 1 時間 30 分、拘束時間は 10 時間 30 分です。

拘束時間は 630 分、休憩を引いて 570 分が実労働です。所定の 8 時間は 480 分なので、570 − 480 = 90 分が残業になります。

休憩の決まり

労働基準法は、労働時間が 6 時間を超えるなら 45 分以上、8 時間を超えるなら 1 時間以上の休憩を与えなければならないと定めています。休憩は労働時間に含みません。

注意点

ここで出る残業時間は、所定労働時間を超えたぶんです。割増賃金の対象になる法定時間外労働は、1 日 8 時間または 1 週 40 時間を超えたぶんを指します。所定が 8 時間より短い職場では、この 2 つが食い違います。

深夜や休日の割増は、この計算には含みません。