フランス革命の担い手はブルジョワジーですが、ブルジョワジーはいわゆる第三身分という階級のエリート層をさします。
第一身分 聖職者
第二身分 貴族
第三身分 平民+ブルジョワジー
第一身分と第二身分は、免税に加えて農民から年貢を徴収する権利も持っていた。第三身分の多くは貧しい生活を送っていたが、銀行家などのブルジョワジーは、他の特権階級に近い思想をしばしば持っていた。
第三身分は「第三身分」と表現できるほど均一な集団ではなく、聖職者のように保守的な者、困窮のあまり政治上急進的な立場をとる者、そしてアンシャンレジームに批判的なブルジョワジーがいた。