一般動詞の命令
これまでは You read a book. といった主語のある文を習ってきた。主語を省略して動詞から始まる文を命令文という。語尾に!をつけて命令を強めることもできる。
動詞の位置は先頭にくる。
一般動詞の禁止
You do not read a book.
の主語をはずすと次のようになる。
Do not read a book.
主語がなく do not ... (動詞) となり、「〜するな」という禁止の文になる。動詞の位置は do not の次にくる。
Do not は Don't と省略できる
You do not read a book.
You don't read a book.
と省略できるように、禁止文も Do not ... を Don't とできる。
問題
次のカッコに当てはまる言葉を書きなさい。
study math.
数学を勉強しなさい。
Don't close the window.
窓を閉めるな。
Do not walk.
歩くな。
Be 動詞の命令
be 動詞のある文を命令文にするときは、主語を消して are (am, is) を be にする。
Be 動詞の禁止
be 動詞を否定するときは am not, are not, is not としていた。しかし命令文では Be not ではなく Don't be ... とする。
Please ...
「〜しろ」という強い命令をやわらげるときは、動詞の前に please をつける。
ただし、英語を実際に話すときは please をむやみに使ってはいけない。ネイティブはふだんの会話で please をあまり使わない。先生、上司、年長の人になにかをお願いするとき、ここぞというかしこまった場面で please を使う。
please は「どうかお願いします」というニュアンスがある。このような日本語を友だちどうしで使うことはない。please はここまでかしこまっているわけではないが、親しい仲で何度も使うことはないと考えよう。
応用(高校英語)
禁止は be prohibited to ... という表現もある。