Swiftの開発でよく使われるCocoaPodsライブラリのまとめ。
IGListKit
IGListKitはUICollectionViewなどをより使いやすくしたライブラリで、複雑なデータも簡単に表示できるようになる。Instagramの開発チームが発表している公式ライブラリで、途中で更新が途絶えてしまうというリスクはほとんどない。
ただし日本語のチュートリアルになるものはほとんどなく、UICollectionViewはもちろん、Swiftをかなり理解した状態でないと扱いは難しい。Swiftの基本的な仕組みをきちんと知っている中上級者向けのライブラリ。
IGListKitはスタック・オーバーフローなどよりもYouTubeの解説動画のほうが充実している。
Alamofire
Alamofireはインターネットに接続してデータを取得する、POSTする、アップロードするといった機能をそろえている高機能ライブラリ。インターネットの接続を必要とするアプリではほぼ必須になる。
GETやPOSTは簡単だが、アップロードはやや難しい。
Alamofireを使うときは、サーバーからJSON形式のデータを取得することが多い。JSONを扱うには下のライブラリを使う。
SwiftyJSON
SwiftyJSONはJSONを使うために必須のライブラリであり、Alamofireとセットで入れると便利である。使い方はとても簡単だが、同時にとても強力である。
RealmSwift
RealmSwiftはSwiftでデータベースを扱うときにほぼ必須になるライブラリ。公式ページにわかりやすいチュートリアルがある。
Kingfisher
Alamofireでサーバーに接続にしたあと、取得した画像(のアドレス)をアプリ内で表示したいとき、Kingfisherはほぼ必須のライブラリになる。
インターネット上の画像を表示するライブラリはたくさんあるが、このライブラリは熱心な開発者に支えられており、頻繁に更新されている。
FontAwesome.swift
美しいアイコンをたくさんそろえているFontAwesome。そのFontAwesomeをSwiftで扱うためのライブラリがFontAwesome.swift。
FontAwesomeを扱うライブラリはたくさんあるが、上記リンク(github)のライブラリが最もすばらしい。タブやナビゲーションにアイコンを表示するときに使う。ちなみに星やアップロードといった標準的なアイコンはAppleが公式に用意しているが、用途場面がタブなどに限られている。