まずは大学に行きたくない理由をリストにしてみましょう。
問題を解決するさいは、原因や背景を具体的にあげることが重要です。
大学に行きたくない大学四年生は朝が苦手
と私の周りでは言われていました。三年生以上の学生は大学の環境と雰囲気に慣れています。引っ越したばかりの孤独とか、授業を受けてもしょうがないとか、そういう気持ちはあまりない。
「大学行きたくねえ〜」と鼻をほじっている人はだいたい朝が苦手。遊ぶことが日常の人は朝六時と聞いただけで吐きそうになります。私のことです。
朝がきつくて鬱…という人は、時間に拘束されない生活を何日か送るといいかもしれない。夜型生活を数日続けると朝型に戻ります。
友だちが少ない
「友だちが少ないから大学に行きたくない」という感情の本質は「あの人たちはいつも群れているけど、自分はいつも一人ぼっち」という自虐的な認識にあります。
隣の人に声をかける勇気がない人は、アルバイトやインターンなどを通して社会人のように生活するといいかもしれない。
社会人は実のところ話し相手に困っておらず、働くほどに「友だちがほしい」という欲求は減っていく。

大学外でしゃべる時間を増やせば、大学で感じる寂しさもやわらぐはず…。
授業がつまらない、やる意味がない
「こんなの勉強してなにになる…?」という気持ちは大学あるある。学問が多様化した今、直接的には役に立たないものを学ぶ機会は多い。
「授業がつまらなくて耐えられない!」というときは内職する。そのせいでポンコツレポートを出すはめになっても、大学に行かなくなるリスクよりはまし。
大学のレベルが低くて、行く意味を感じない
大学を「学ぶ場」から「遊ぶ場」と認識するといいですね。サークル活動に励む、図書館にこもって本を読みふける……自分に合う過ごし方を見つけ、淡々と四年を送る。
「大学に行く意味がないと思ったら、大学を辞めるのはアリ」という意見は無責任で、基本的に大学は卒業するべきです。通学の意義を見失ったとしても、卒業資格はきわめて貴重な財産になります。
一人暮らしに耐えられない
一人暮らしでやられてしまう大学生はたくさんいます。
これは多くの人が通る茨の道で、ふんばってこらえるしかない。友だちと夜ふかしする、みんなで泊まる、といったイベントをつくっていくといいですね。