割引(割り引き)とは、もとの値段から一定の額を引くことです。例えば 100 円のものを 20 円割り引くと、100 - 20 = 80 円になります。
スーパーやコンビニなどは、割引を割合とパーセント(%)で表示します。200 円の 4 割引、900 円の 30% 引といったやり方です。
☆ポイント
- 割引には割合とパーセントの二つのやり方がある
- 割合は○円の○割引と表す
- パーセントは○円の○パーセント引と表す
割引の計算(何割引の場合)
200 円の 3 割引はいくらでしょうか? まずは引かれる値を計算します。
200 × 0.3 = 60
60 円がもとの値段 200 円から引かれます。つまり
200 - 60 = 140
140 円が割引後の値段になります。
割引の計算(パーセント引きの場合)
500 円の 7% 引きはいくらでしょうか? まずは引かれる額を計算します。
500 × 0.07 = 35
35 円が引かれます。つまり割引後の値段は
500 - 35 = 465
465 円になります。
割引表
本来は上のように求めますが、いちいち引き算したくないという人は次の表を確認するといいでしょう。
割合 | 割引後 |
---|---|
1 割引 | ○ × 0.9 |
2 割引 | ○ × 0.8 |
3 割引 | ○ × 0.7 |
4 割引 | ○ × 0.6 |
5 割引 | ○ × 0.5 |
6 割引 | ○ × 0.4 |
7 割引 | ○ × 0.3 |
8 割引 | ○ × 0.2 |
9 割引 | ○ × 0.1 |
ファスト・ファッションなどでは 9 割引もよくあります。9 割引はもとの値段の 0.1 倍です。もとの値段が 8000 円だったら、割引後は 800 円になってしまいます。
パーセントのほうはアプリや電卓などを使って計算してください。
パーセント | 割引後 |
---|---|
1 パーセント引き | ○ × 0.99 |
2 パーセント引き | ○ × 0.98 |
3 パーセント引き | ○ × 0.97 |
4 パーセント引き | ○ × 0.96 |
割引計算例
150 円の 4 割引
150 × 0.6 = 90
90 円が割引後の価格です。
320 円の 7 割引
320 × 0.3 = 96
96 円が割引後の価格です。320 円が 96 円になってしまうのはすごいことです。
800 円の 9 パーセント引き
800 × 0.91 = 728
728 円が割引後の価格です。9 パーセントは 0.09 を意味するので、1 - 0.09 = 0.91 をかけ算します。
750 円の 12 パーセント引き
750 × 0.88 = 660
660 円が割引後の価格です。12% は 0.12 を意味するので、1 - 0.12 = 0.88 を 750 にかけ算します。