DELLのモニターU2720Qを買って8ヶ月くらいが経ちました。U2720Qは他のモニターより高評価だったので買いましたが、DELLはやっぱりDELLでした。
U2720QをMacBook Pro 13-inch(2019)に接続して使っています。OSはもちろん最新版で、コンピューターに不具合はいっさいない。この状態で
- モニターが60Hzから29Hzに切り替わる
- チカチカする
- スリープから復帰したときに本体の光度が何段階も上がる→2回でMaxになる(つまり超明るい)
という現象が起きてきました。チカチカするのはMacBook Proが貧弱なIntel Irisを使っているせいだと思います。これは数秒で終わるのでまだいい。29Hzに切り替わるのは我慢ができなくなりました。
これは長時間のスリープから復帰したとき、電源をつけたとき、モニターを接続したときに高確率で起きます。これを見ている人はおそらく60Hzです。マウスを動かして矢印はスムーズに動きますよね。これが29Hzになるとカッカッカッという感じになる。このストレスは尋常ではなく、29Hzではまともに作業できない。
「そんなものはモニターの設定でどうにかなる」
と思うでしょう。それが無理。設定画面では確かに60Hzと29Hzの切り替えができるようになっていますが、このモニターはなぜか60Hzがたまに出なくなるのです。ここがものすごくストレス。
↑きちんと60Hzにできるときの設定画面。60Hzとある選択ボックスが高確率で半透明の選択不可ボックスになる。そのときはなぜか29Hzがデフォルトになっていて、それ以外に選択できない。
DELLのフォーラム(英語)でもサポートセンターらしき人が29Hzになったときはこうやって60Hzに切り替えてくださいと言っていますが、そもそもその60Hzが出てこない。
このバグは29Hzになったときにだいたい7割くらいの確率で起きます。じゃあどうするかというと、モニターの電源を消したり、MacBook Proをログアウトしたり電源を消したりをくりかえして、ひたすら60Hzが出てくるのを待つしかない。
一回このバグが起きると20分くらい修復に時間がかかる。このバグは実は買ってすぐに出てきて、だいたい1週間に1回起きる。買って1ヶ月は「まあいつかおさまる」と思っていましたが、MacBook ProのOSをアップデートしても、配線を変えても、消費電力をおさえても、なにをやっても無駄でした。DELLのフォーラムでは同様のレビューがそこそこ寄せられているので、最初に確認するべきだったかもしれない。
U2720Q, MacBook Pro, 29Hz? - Dell Community
ごちゃごちゃやると60Hzが出てくる。だからフォーラムにも「いろいろやったらなおったよ!」という喜びのメッセージがある。確かに60Hzになったらホッとするけど、1週間くらいするとまた29Hzになって60Hzに戻らなくなる。
それにしてもモニターはどうしてこう微妙なものばかりなのか? 実はU2720Qを買う前に、ブロガーがよく使っている有名なモニターを買っていたけど、それは最初からぶっ壊れていて即日で返品した。モニターはもう買わない。いいモニターに当たったことが一回もない。
なのでiMacを買います。
結論:大きい画面で作業するときは素直にiMacを使うべき