起承転結は、物語や文章を構成する 4 つのパーツです。
- 起…物語の最初。舞台や登場人物が紹介されて、物語が始まっていく
- 承…物語が進み、主人公が何をするかわかってくる
- 転…物語が急に変わっていく部分。大きな問題が起こったりする
- 結…物語の最後、どのように終わるかわかる
起承転結は、物語を面白く、かつ分かりやすくするために使われます。「起承転結」を意識して書かれた物語は理解しやすく、読み手に優しい文章になります。
桃太郎を起承転結で整理するとどうなるか
【起】
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、川に流れてきた桃を見つけました。その桃を割ると、中から男の子が。おじいさんとおばあさんは「桃太郎」と名づけて育てることに。
【承】
桃太郎は、鬼退治に出かけます。旅の途中で出会った犬、猿、キジを仲間にして、鬼の住む島に向かう。
【転】
桃太郎たちは鬼を倒しました。
【結】
鬼を倒した桃太郎たちは、村に帰り、勝利を祝います。
多くの作品はこのように起承転結があります。起承転結があるストーリーはメリハリがあり、「どういう話か?」がしっかり伝わります。