大和証券アセットマネジメントの iFree レバレッジ NASDAQ100 という投資信託をツイッターなどでよく見かけます。楽天証券なども似たような商品を扱っています。今日は大和証券の商品を調べました。この記事は個人の感想であって、投資に関する助言はいっさいありません。
結論:私は…買わない!
理由はいくつかあるけど、それは個人の主観が入っているから省きます。
細かく理由を言うと、買っている人からしたら「なんだこいつ!ムカつく!」ってなると思う。「じゃあなんでわざわざレバナスをネタに記事をつくったんだ!」となるけど、それには理由があります。
レバレッジ NASDAQ はレバナスと言われてて、ツイッターを見るとレバナスレバナス言っている人がけっこう推している。レバレッジ NASDAQ そのものは特に問題ない(?)というか、そういう商品があっても不思議じゃない。だけど、こうした一部の商品がソーシャルメディアでトレンドになっているのは、後に問題になる危険がありそう。
ツイッターをやっている投資初心者の方は、レバナス!レバナス!という声に惑わされず、気になったら大和証券の運用報告書などをまず読むことを強くおすすめします。
みんなが買っているから私も買う、というのは危険。その「みんな」は本当は「みんな」じゃないかも。ツイッターを見ると、大勢の人が同じことを言っているような気になる。でもほとんどの投資家やファンドはツイッターで発言しないし、運用方針を公開する人はほとんどいない。
「みんな」は「みんな」と限らない。金融商品を買うときは、これを意識する必要があります。
私も報告書を読みました。一日の値動きが二倍になるように運用するファンドなのに、一年で見たときに一年分の値動きがほとんどぴったり二倍になっているのはすごいと思いました。たまたまかも。たまたまじゃないかも。わからん。とりあえず、私は買わない。
おしまい。
関係ない話ですが、今は三年前と同じような株式市場内でのローテーションが起きています。今日もブルームバーグのヘッジファンドが元凶、株式の奇妙な動き-元ブリッジウォーター幹部という記事で、元ブリッジウォーターのアナリストが現在の不思議な状況を解説していました。記事によると、シリコンバレー銀行破綻による銀行の信用不安などもあって、ヘッジファンドが半導体の空売りポジションを解消している。これは NVIDIA などの半導体株を見るとなんとなく想像できる。