メメントモリに5万円近く課金した私はコルディの営業に屈し、ウルトラセールパックを何回も買いました。
その経験を活かし、今回は「ウルトラセールパックの誘惑に負けそうで今週もうっかりコルディに課金しちゃいそう」な人に、コルディに勝つ方法をざっくりかつ適当に解説します。
- 寿司を食べる
- 別のワールドで一から始める
- 別の放置ゲームをやる
まずは寿司を食べてください。これはガンダムVSや三国志大戦といったアーケードにはまっていたときに体得した技です。
ゲームに課金するときは寿司を食べてください。寿司が苦手な方はちょっと高級なピザでもいいです。とりあえずおいしいものを食べる。食べると決めた瞬間、あなたはコルディへの支払いをおさえようとします。
高い食事をとるとき、人は他の出費をおさえる。どっちも払うのは石油王的な人だけ。
そしていざ中トロでも食らう。すると、
「赤玉を回収するために払うお金の半分で、中トロを何個も食べられる」
という重大な事実、というよりは冷静に考えたら当たり前の事実に直面します。私は三国志大戦の廃課金プレイヤーで、最後はすしざんまいとかに入って無理に寿司を食べていました。そうするとだんだん、金銭感覚が正常に戻っていくのです。
私はメメントモリを悪く言うつもりはありません。これはすべてのソーシャルゲームに言える話です。ソーシャルゲームの課金システムに耐性をつけようという話であって、メメントモリはあくまでも一例にすぎません。
次に、別のワールドで新しいアカウントをつくるという手段もあります。メメントモリは放置ゲームなので、いくつかのワールドでキャラクターを育てるのは、時間を味方につけたコストパフォーマンスのいいプレイ戦略。
一つのワールドでやったら時間はそのワールドにしか味方しないけど、三つのワールドでやれば、全体の時間報酬は三倍になります。
報酬が増えれば、コルディの営業に勝ちやすくなります。
「このワールドで縛られる必要はない。赤玉が不足したら別のワールドでやるもんね」
と考えるからです。
最後に別のゲームをプレイするという手もあります。これはメメントモリの運営会社にとって一番言われたくないセリフかもしれません。「メメントモリから離れろ」と言っているわけでなく、ただ、重課金しそうになったら別のゲームをやって頭を冷やすのも必要かも、という話をしているだけです。
これも昔の話になりますが、私はソーシャルゲームで課金圧に負けそうになったら、いつも別のゲームをやって金銭感覚をとりもどすようにしています。
例えばAというゲームをずっとやっていると、だんだん1万円という金額が当たり前になってきます。しかしBというゲームを新しく始めると、やり始めたばかりなので1万円どころか1,000円も高く感じる。
ゲーム内の高い/安いは、実はぜんぜん高い/安いじゃない。いくら1万円が安く感じても、1万円は高いのです。それは別のゲームを始めたときにわかるし、おいしいケーキを食べたときもわかります。
話は長くなりましたが、コルディの誘惑に勝つにはざっとこんな方法があります。
どのくらい課金するかは個人の経済的事情に依存します。課金したあとにつらい思いをしないように、気持ちよくほどほどに課金するべきですね。
以上、元アーケードゲーム廃課金者より。