8年前に「高校一年生は英語と数学をひたすら勉強するべし」という記事を書いたけど、今見たらすごくアレだったので、リメイクすることにしました。
今回は高校一年生の勉強法について私が思うことを書きます。結論はこんな感じ。
★英語は数学よりちょっと長めに勉強する
★国語はそれほど勉強しなくてオッケー…(たぶん)
過去の記事もだいたいこんなことを主張していますが、なんというか、偉そうでみっともなくて、正直読むに耐えないありさまでした…。
最初に言っておくと、その人にとって最適な勉強法はその人にしかわからないし、ごちゃごちゃ一般化してもあまり意味がないと思う。なので、この記事はあくまでも参考程度でお願いします。
勉強時間の優先順位
高校一年生は
英語 > 数学 > 理科・社会 > 国語
の順に勉強するといいかもしれません。
どの大学、どの学科でも英語はだいたい試験科目に入ってくるし、配点割合も高い場合が多い。また、英語は勉強時間に比例して成績が伸びる傾向があるので、育成ゲーム感覚でコツコツやるといいですね。
数学は「やればやるほど伸びる」という学問じゃないけど、やらないとそれはそれできついので、最低限の時間は確保したい…。
人によって時間の采配は変わってくるけど、英語と数学で全勉強時間の7〜8割はもっていきたいです。
国語をメインに勉強する方はあまりいないと思うけど、やっぱり国語の優先順位は一番低いと今でも思う。
東京大学(理科一類)に合格するにあたって、私は最後まで国語の成績に悩みました。勉強したけど成績はそれほど伸びず、点数もけっこうぶれて安定しなかった。理科一類は国語の割合が多いので、本当に苦しみました。
じゃあ国語をもっと勉強するべきだったか? 否、断じて否。過去をふりかえって考えても、結論はやはり変わらない。
★国語は勉強してもあまり伸びない
ただ、これはあくまでも私の話であって、国語を勉強して成績をガツガツ上げる人はいるかもしれない…。
理科と社会を真面目に勉強して、文理選択と科目選択に備える
高校一年生の任務は文理選択と科目選択です。社会を勉強して「う〜ん…。世界史も日本史も覚えることがいっぱいだな…嫌だな」と思ったら理系にする確率が高まります。
文理選択は高校二年生のときに決めると思いますが、科目への苦手意識や抵抗感は一年生のときに把握しておきたいので、高校一年生のときは理科と社会を真面目に勉強する必要があります。
理科と社会をそこそこ勉強する
↓
「物理は苦手だな」とか「世界史は嫌だな」とか、科目ごとの適正を認識する
とはいえ、理科と社会は学校の授業内でおさめたい。貴重な放課後をがっつり理科や社会にあてるのはもったいない…。英語と数学を犠牲にして物理や世界史を勉強するのはちょっとまずい気がする。
今回はこれで終わり。
それにしても、過去に書いた記事はひどすぎる…。言いたいことはわかるけど、主張するときはもうちょっと謙虚にならないとダメだよ、と8年前の自分に言いたい。