水素+酸素→水
2H2 + O2 → 2H2O
鉄+硫黄→硫化鉄
Fe + S → FeS
酸化銀の熱分解
2Ag2O → 4Ag + O2
銀の酸化
4Ag + O2 → 2Ag2O
マグネシウムの酸化
2Mg + O2 → 2MgO
銅の還元
2CuO + C → 2Cu + CO2
銅の還元
CuO + H2 → Cu + H2O
炭酸水素ナトリウムの熱分解
2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O
説明
化学反応を化学式で表したものを化学反応式という。酸化銀を熱分解すると銀と酸素になるが、以前はこれを次のように書いた。
酸化銀→銀+酸素
このように書いていると時間がかかるため、化学式を使って次のように書く。
2Ag2O → 4Ag + O2
Agなどの記号を使った式を化学反応式という。銀や硫黄といった物質の記号を覚えて化学反応式を書いてみよう。
酸化銀 … Ag2O
銀 … Ag
酸素 … O2
酸化銀→銀+酸素
2Ag2O → 4Ag + O2
化学反応式のルール
- 化学反応式では必ず矢印を右向きにする。↑、↓、←は使わない。
- 化学反応式の左をもとの物質(変化前の物質)、右を変化後の物質とする。
- 左右で原子の個数を一致させる。