希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン)の性質

周期表の 18 族を希ガスといいます。高校の化学ではヘリウム、ネオン、アルゴンを習います。

アルゴンという名前はあまり聞かない元素ですが、大気を構成する 3 番目の元素です。

最外殻電子が閉殻
原子自体が分子(化学的に安定)
沸点と融点は原子番号が大きくなるほど高くなる

最外殻電子は原子に影響します。希ガスは電子をもらったり渡したりすることが苦手で、他の原子とはほとんど反応しません。第一イオン化エネルギーがとても大きく、化学的に安定しています。

希ガスの沸点と融点は高く、原子番号が大きくほどさらに高くなります。

ヘリウム

ヘリウムは原子番号 2、18 族 1 周期に属する希ガス元素。最外殻電子は 2 個であり、第一イオン化エネルギーは全元素で最も大きい。沸点と融点は絶対零度に近く、全元素で最も低い。

項目 He
原子番号 2
18
周期 1
電子殻 2
原子量 4
常温 気体

太陽は 7 割以上が水素、残りのほとんどがヘリウムで構成される。ヘリウムは空気より軽く、不燃性であることから、バルーンや飛行船を浮かせるものとして使われます。

百貨店などに売られているパーティ用のヘリウムガスは、吸うとおかしな声が出る。これはヘリウム中の音速が空気中の音速より速くなるからです。

ネオン

ネオン(Ne)は原子番号 10、18 族 2 周期に属する希ガス元素。最外殻電子は 8 個。

項目 Ne
原子番号 10
18
周期 2
原子量 20
常温 気体

ネオンランプなどに使われます。

アルゴン

アルゴン(Ar)は原子番号 18、18 族 3 周期に属する希ガス元素。大学受験の化学では原子量を 40 とすることが多い。

項目 Ar
原子番号 18
18
周期 3
原子量 39.95 (40)
常温 気体

チェック

問題

希ガスのアルゴンやキセノンは絶対零度に近い温度において固体となるが、固体は一般的に結晶である。アルゴンやキセノンの固体はどのような結晶か。

解答

ファンデルワールス力による結晶

周期表の 18 族を希ガスといいます。希ガスは最外殻電子が閉殻で、原子自体が分子となっています。