ファイアウォールとは、コンピューターをインターネットから守るもの。コンピューターとインターネットの間に設置される。
ファイアーウォールは文字どおりに読むと「防火壁」となる。つまりファイアーウォールは、外で起きている火事が内に入ってこないようにするもの。これをコンピューターとインターネットに置き換えれば、インターネットという危険性をコンピューターを持ちこまないようにするもの、ということになる。
学校や会社は、各コンピューターをつなぐ内部ネットワークがある。これはインターネットと関係なく構築されている。一方、学校や会社の外に外部ネットワーク、いわゆるインターネットがある。
学校や会社の各コンピューターでインターネットに接続するためには、この内部ネットワークと外部ネットワークをつなぐ必要がある。一般的に内部ネットワークと外部ネットワークはファイアーウォールを通じて接続される。
ファイアーウォールは外部ネットワークから内部ネットワークに入ってくる通信を監視し、不正な通信は遮断する機能をもつ。
Windowsはファイアーウォールを標準で備えており、かつ有効にしている。そのため一部のインターネットを利用するソフトが利用できない仕組みになっている。その場合、ファイアーウォールの設定を変更してポートを開けるといった作業が必要になる。